植物オイルの構造による性質の違い
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こんにちは!
ようやく、こちらでは桜が咲き始めました。
来週の後半は見頃になりそうです。
ショップの最寄駅(阪急夙川駅)から夙川沿に公園と遊歩道があり
お花見の名所となっています。
お子さん連れ、カップル、たくさんの方達で賑わいます。
お花見がてらに、ぜひ、ショップにも遊びにいらしてください。
今日のお題は、植物オイルの構造による性質の違いについてまとめます。
植物からえられるオイルの構造は主に3つ
◎スクワラン・・・炭化水素系
◎ホホバオイル・・・ロウ系(エステル)
◎植物オイル・・・トリグリ系
これらの構造によって、少しづつ働きや機能が違います。
◎スクワランは閉塞性があります。
水分も、空気も通しにくい性質があります。他に、ワセリンもそうです。
お肌にしっかり水分がある状態で、スクワランで蓋をすると
お肌から水分の蒸散を防ぐ機能があります。
水分たっぷりの赤ちゃんのお肌に適しています。
一方で皮膚呼吸も妨げると言われています。
◎ホホバオイル
皮膚呼吸は妨げず、水分の蒸散をある程度防ぐことができます。
他には、ラノリン、鯨ロウもそうです。
◎植物オイル
閉塞性がない。空気透過性が高く、水分の透過性も高いです。
水分も蒸散しやすいといえばそうですが、
裏を返すと、オイルを塗布した上から、ローションミストをかけても
お肌に導きやすいので、外出先でも保湿しやすい
オイルの使い方で、よくある質問
オイルは化粧水の後に使うのですか?前ですか?
スクワランの後に化粧水をしてもあまり意味がなさそうです
まとめると
高い ← → 低い
水分蒸散性 植物オイル> ホホバオイル >> スクワラン
空気透過性 植物オイル> ホホバオイル >> スクワラン
という感じになります。
ホホバオイルは程よいという感じでしょうか。
今のご自身のお肌の状態や、ライフスタイル、季節に合わせて
使い分けてみるのもいいかもしれません。
本当は化粧品を作るときに、もっと使い分け方があるのですが、それはまた次に♪