これポマスかも?!見極め方を解説

先日は、オリーブオイル以外にもポマスグレードが存在する、という記事を書きました。

ポマスは溶剤抽出です。

溶剤抽出が悪い!世の敵だ!というわけではありません。

現実には、コメオイルなど食用にも溶剤抽出品が多くありますし、

ローズやジャスミンなどアブソリュート(溶剤抽出)しているものもあります。

溶剤抽出しているからこそ、その成分を抽出することができるのです。

(※きっと溶剤の種類も違うと思うので一緒ではありません)

 

ただ、天然の素材や優しい天然原料から手作りを楽しんでいる方とか、

化学物質アレルギーや敏感肌でお悩みで手作りの勉強をされている方とか、

オーガニックや本当にいいものに触れたいとこだわりを持っている方が、

植物油を選ぶ時に、わざわざポマスを積極的に使いたいのか?ということですよね。

 

オリーブのポマスなんて、エクストラバージン、ピュアなどを絞って

ヨレヨレになった搾りカスから、まだ採るか?!😂って。

なんとなく想像つくと思うのですが、なんか渋くなっていそう・・・

そう、本質から少しかけ離れてしまっている可能性があるわけです。

 

なんか様子がおかしいな、という植物油を手にした時、

何を目安にポマスを疑えばいいのか。

色?ーポマスだとその後精製することが多いので、植物油に関していえば色はむしろなくなっている場合が多いと思います

臭い?ー食べられるくらいの技術だからしっかり溶剤は抜けているだろう(?)

 

ポマス(溶剤抽出)だと、“不ケン化物“が多くなるのです。

多いといっても数%なので、植物油は植物油ですよ。

手作りで石鹸つくるかたは、経験があるかもしれませんね・・・

トレースがでやすいとか、そういったところでしょうか。

 

不ケン化物がいつも悪いわけではありません。

ステロールやトコフェロール、炭化成分などのことでもありますし

それが毒というわけでもないです。

この技術があるからこそ、他の分野に役立つものを作り出していたりもします。

 

搾りかすから溶剤で無理やり取り出したポマス=安いオイル

お肌の弱い方は、溶剤のごく僅かな残留分でも反応するかもしれません。

悪い物ではないけれど、ちょっと不自然な感じがする、

いつもとちょっと違う感じがする・・・それはポマスかもしれません

 

最近は円安に物価高で、ネットで安いオイルを探したくなります。

でも極端に安いものは、後悔もしやすいものです。

古くて酸化している、または入手してから酸化が早かったなども含めて。

ネット通販だと、実際に見て触って選べないですもんね。

高くても長く使えるなら絶対そっちの方がいいです。

 

MonBijouxは色々なオイルを実際に試して購入できます。

お近くの方は、ご面倒ですがぜひ試しに来ていただきたいです!

店舗では新しいもの、ネットでは古いものとかそういうことは勿論ありません。

自信のあるものを販売しています。

遠くの方もぜひ一度、モンビジューのオイルに触れて見てほしいです^^

(最後は宣伝みたいになりごめんなさい)

ブログに戻る

コメントを残す

コメントは公開前に承認される必要があることにご注意ください。