酸化しやすいオイルの見分け方
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みなさん気になるところではないでしょうか。
酸化の大きな要因は不飽和脂肪酸(=二重結合)。
これが多いと酸化しやすいです。
不飽和脂肪酸というと、
リノレン酸(二重結合が3つ)、リノール酸(二重結合が2つ)、オレイン酸(二重結合が1つ)
じゃあ、オレイン酸とステアリン酸などが多めのオイルが良いのね!と思うでしょう?!
でも、不都合なことに、
お肌に必要な脂肪酸は、リノレン酸、リノール酸だったりします。
オレイン酸までは体内で作ることができますが、
リノール酸、リノレン酸は体内で作ることができないので外から補う必要があります。
なので、これらは“必須脂肪酸“と言い、かつてはビタミンFとも言われました。
そして、酸化しやすいオイルは、抗酸化としても働きます。
え?なんかおかしくないか?と混乱しそうになりますね。
自身が酸化されることによって、周囲の酸化を防ぐという働きがあります。
必須脂肪酸、欲しい。。抗酸化欲しい。。。
不飽和脂肪酸が多くても酸化しにくいオイルがあります。
それは、オイルそのものに、ビタミンEや、ポリフェノールなどを含むもの。
例えば、
アボカドオイル(ポリフェノール多)、
カカイナッツオイル(レチノール、VE多い)は酸化しにくいですね。
ベリー系のオイルはリノール、リノレンが多くなり酸化はしやすいです。
ポリフェノールが多めなので、少し抑えられますが。
ローズヒップオイルもそうですね、VA多めなので案外酸化しにくい。
αーリノレン酸の多い、エゴマ油、亜麻仁油は酸化しやすいです。
ポリフェノールたっぷり緑色のカシスオイル(γリノレン酸)は意外と酸化しない
など、一概に脂肪酸組成だけで判断できなかったりします。
そして、酸化は、しだすと加速度的に酸化が早くなっていきます。
なので、どうせ買うなら新鮮なオイルが絶対にいいのです。
詳しい話はまたコラムに書いて行きますのでまた見に来てくださいね
まずは色々なオイル(新鮮なもの)に触れて、お肌で感じてみてほしいです!